勃起薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)の効果

勃起薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)の効果は?

勃起薬とも呼ばれるものとしてはバイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類があります。

これら3種類は日本でも承認されているためED治療を目的としてクリニックで手に入れることが可能です。

これらのED治療薬を使う場合にはメリットとデメリットの2種類の効果があります。

メリットとしては、文字通り男性が服用するとペニスが勃起しやすくなるため、それまで勃起しない、または勃起が持続しないといった症状を改善することができます。

また一時的に作用するため安全性の高いものです。

デメリットはあくまでもペニスが勃起しやすい状態にするというものであり、精力そのものを高めるというものではありません。

このため精力剤と異なり勃起はするが身体が付いてこないといったこともあります。

また血管を拡張する作用によって勃起をしやすくするというものであるため心臓病などを患っている場合には注意が必要です。

またクリニックで処方されるといっても、健康保険を使用することができないため全額自己負担になります。

近年はジェネリックも登場しており価格も低下していますが、それでも国内のクリニックで手に入れるためには、1錠あたり1,000円近いお金が掛かります。

ただ高い薬ですがEDに対しては一時的ながら極めて高い効果があるため使用する人は多くいます。

勃起薬について

勃起については、五感によって脳や性的興奮を感じることにより、神経を通じてペニス周辺で一酸化窒素を放出するためのシグナルが発せられます。

シグナルを受けて放出された一酸化窒素がペニスへの血流を止めていている動脈が緩み、さらに海綿体の平滑筋が弛緩することで血液が流れ込むことで起こります。

ペニスそのものは海綿体と筋肉からなりたっていますが、このうち海綿体はスポンジ状のもので、ここに血液が流れ込むことで体積を増やすことになります。

つまり、勃起というものはペニスに血液が充血した状態のことです。

一方で起こるためには脳が性的興奮を感じること、その感じたことによって神経に伝達してペニス周辺に信号を発せられること、さらに一酸化窒素の放出が行われ平滑筋の弛緩などが行われることなど、すべての機能が正常に作動することが必要になります。

これらのどれかひとつでも問題があれば難しくなります。

またすべての機能がバランスよく作動することも正常に勃起させる上では大切ですし、治まるための機能も正常に働くことが大切です。

もし収まらなければチンコが充血から鬱血した状態となり最悪の場合には細胞が壊死してしまいます。

勃起薬すべての仕組みとしてはPDE5と呼ばれる体内に存在する酵素の働きを阻害します。

プロセスとして一酸化窒素の放出が不可欠で、一酸化窒素が放出されることで血管を広げるcCMPという物質が生産されて、血流を促しペニスへの血流を開始させます。

しかし動脈硬化などで血管内皮が傷むと一酸化窒素の放出が少なくなり、これによりcCMPの放出も少なくなってしまい、これがEDの原因とされます。

一方で生成されたcCMPはそのまま存在すると勃起が治まらない状態になるため、PDE5によって分解され消えていきます。

勃起薬ではPDE5の作用を阻害することで体内にcCMPの分解作用を遅らせ、これにより勃起がしやすい状態にするというものになります。

なぜ勃起するのか?

ペニスの勃起のプロセスは単純に見えて実は複雑です。

ペニスの勃起を発生させるためには神経と血管が正常に働きさまざまな物質が体内で放出されなければなりません。

このためEDになる理由もさまざまなのですが、その多くは勃起薬を使えば改善が可能です。

EDの種類としてはその多くは心因性と軽度の器質性によるもので、物理的にペニスに血液が流れ込まない重度の器質性のものは稀です。

心因性とは性的魅力を感じないといったことや体調不良や自信喪失といったものによって引き起こされます。

身体が正常であっても、それに関わる物質が放出されなければいけませんが、これらはデリケートなものであり、わずかな理由で起こらなくなります。

軽度の器質性というのは生活習慣や病気などにより神経や血管が上手く機能しない状態です。

重度の器質性とは異なって勃起状態にはなるもののそれが長続きしない中折れの状態になります。

これは血管が硬化によって一酸化窒素の放出が少なくなるためです。

このような症状に対して勃起薬を服用すると治めようとする酵素PDE5の働きを阻害することで、cGMPの血液中の濃度を高め、これによって改善することが可能です。

一方でED治療薬は用法用量を守って服用することが大切です。

あくまでも一時的にPDE5の働きを阻害する薬なので成分が抜ければ、元の状態になるため安全性の高い薬とされていますが、用法用量を守らずに大量に服用したり、間隔が短い場合には身体から成分が抜けきらずに返って勃起が治まらない状態になるリスクがあります。

また血管拡張の作用があるため循環器関連に疾患がある場合には悪影響が出ることもあり、心臓病治療に使われる薬との併用は禁止されています。

このためあくまでも勃起薬は健康な人で身体に異常がないにも関わらず性的刺激を受けても満足にペニスが大きくならない場合や途中で中折れしてしまうといったED症状の人に対して使用される薬です。

勃起薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)の詳細

バイアグラ、レビトラ、シアリスの3つの人気の勃起薬は、その作用の仕組みは共通しており、ともにPDE5阻害薬に分類されています。

しかし、作用の仕組みは共通でも効果によっては微妙に異なっており、それぞれの特徴に合わせて選ぶことがポイントです。

バイアグラは主成分にシルデナフィルクエンで、世界で最初に発売されたED治療薬になります。

日本でも1999年に承認されたもので現在ではバイアグラといえば勃起薬の代名詞ともなっています。

発売はファイザー社が行っており用法用量としては性行為を行う1時間前に服用し4時間程度作用します。

ただ食事の影響を受けるのが欠点で食後1時間以降の服用が進められています。

容量は日本国内では最大50mgとなっており、25mgと50mgの2種類の錠剤が発売されています。

EDの症状が重い場合には50mgが使われますが軽度の場合には25mgで十分に効果があります。

もっとも早い時期に登場したED治療薬であるため国内製薬会社のジェネリックも発売されており安価に手に入れることが可能です。

レビトラは2004年に登場したもので主成分には塩酸バルデナフィルが含まれています。

バイエル薬品が発売したものでバイアグラの違いとしては即効性があることです。

食事の影響は多少受けるものの食後30分以降に服用すれば問題ありません。

また効果発現もバイアグラの半分程度ですから性行為の30分前に服用すれば十分な効果を得ることができます。

10mgでは4時間、20mgでは8時間の作用時間があるなど、バイアグラよりも優れています。

シアリスは最も新しい勃起薬でバイアグラ、レビトラとは異なり効果が長いのが特徴です。

主成分にはタダラフィルで、2007年にイーライリリー社から発売されています。

食事の影響はなく30分から60分で効果が現れますが、持続時間は36時間と長く体内に残留して勃起しやすい状態を維持することができます。

勃起薬について(まとめ)

勃起薬はあくまでも勃起をしやすくすることが目的の薬です。

またその仕組は血管を拡張するといったものであり循環器系に問題があれば重大な副作用をもたらす可能性があります。

このため医者の処方箋がなければ国内では手に入れることができないものです。

もちろん、用法用量を守れば劇的な改善が見込める薬ですが、根本的なEDの問題を改善するためのものとはいえません。

このためあらゆる努力をした上で、それでもEDが治らないといった場合に使われる最後の手段ともいえるものです。

EDを改善するための努力としては、生活習慣の見直しや食事と運動を取り入れることです。

加齢によるEDの多くは血管の硬化によって引き起こされるもので、これは不健康な生活をしていれば促進されます。

暴飲暴食はもちろんですがタバコは血管を収縮させる働きがあるためEDになりやすくなります。

また勃起するためにはさまざまな物質が体内から放出される必要がありますが、これらの物質の放出に欠かせないのが男性ホルモンです。

食事で男性ホルモンの分泌がしやすいものや運動することにより分泌させることで、EDを改善することも可能です。

これらは毎日数分程度でも心がけているだけでも続けていれば効果を得ることができます。

一方で食生活の改善というのは思った以上に難しいため精力剤(強壮剤)を使うのも手段です。

一般的な滋養強壮剤でも身体から不足している栄養素を補う上で効果がありますが、精力剤の方が勃起に必要な栄養素を多く含んでいるメリットがあります。

またペニス増大サプリはペニスを大きくすることを目的としたサプリメントですが、同時に勃起しやすくする効果が期待できます。

これらの精力剤(強壮剤)は化学的に合成されたものではなく天然成分から作られているものでアレルギー反応を除けば重篤な副作用が出ず、精力を高めることができる上にEDを改善することができるため根本的にEDを治すことができます。

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