ED治療薬(勃起薬)の効果と選び方

ED治療薬(勃起薬)の効果と選び方

ED治療薬は勃起を促す薬ですが、メリットだけではなくデメリットもあるため効果をよく理解しておくことが大切です。

また種類も幾つかあるため、それぞれの特徴や違いを知っておけば薬を選ぶ時の参考になります。

知っておかなくてはいけないことはこれらのものは、病気を改善する力がありますが、それは一時的なもので、病気そのものを治すわけではないということです。

性行為をする時に時間を合わせて、服用すれば、行為の最中は勃起力が高まりますが、それは限定的なもので、効果がずっと続くわけではありません。

メリットとしては性行為の最中に、勃起力を高めることで性行為が満足いくまで行えることです。

勃起力が衰えてしまうと、思ったように性行為が行えなくなることがあり、行為を楽しむことができないという悩みをもつ人もいます。

一時的にでも勃起力を高めることで、今までのように性行為を楽しむことができるようになります。

しかし、常に安定して良い状態にできるわけではなく、体調や食事との関係で十分な効果があらわれないこともあります。

そして、良い効果があるということは副作用が起こる可能性もあるということを覚えておかないといけません。

もしも強い副作用が起きた場合には病院を受診する必要があります。

勃起薬のメカニズム

勃起をする時には陰茎の血流が盛んになり、血液が集中してくることで陰茎が大きなります。

その際に関係している成分がcCMPというもので、陰茎を大きくする力があると言われています。

この成分が十分に出ることで勃起力が高まり、チンコが性行為を行えるほどの状態に変化していきます。

陰茎が大きくなる時に関係をしている成分のもうひとつがPDE5というもので、これは勃起を抑制する働きがあります。

この成分が足りていないと行為が終了しても、勃起状態が続いてしまうということになってしまいます。

勃起をしたり元に戻ったりしている状態の時には、このふたつの成分がどちらも分泌されていることになります。

男性が勃起をする時というのは、女性の体を見たり触れたりするという性的な刺激があった時に、性的興奮が高まった状態になります。

性的興奮は脳で感じるものですが、その刺激が神経を通ってチンコに伝えられます。

そこまで刺激が届いて、やっと陰茎の血流量が増していき勃起をさせるための血液が陰茎に集まっていきます。

こういった働きが行われるためには、cCMPとPDE5のふたつの成分が必要になります。

大切なことは、このふたつの成分がバランス良く分泌されることで、どちらかだけが異常に多かったり少なかったりすると、バランスが崩れて勃起力を高めることができません。

陰茎が大きくなる時には、ただチンコが立てば良いというわけではなく、抑制する力もほど良く働く必要があります。

EDの状態になっている人は、このふたつの成分のバランスが乱れていることで、勃起力が低くなっていると考えられます。

そのため、勃起薬を使用して、これらの成分のバランスを整えることがEDの治療につながるというわけです。

特にEDの人はPDE5の働きが強くなってしまい、陰茎を大きくすることの妨げになっていることがあるので、PDE5の働きを抑制します。

そうして、ふたつの成分の調整をして、ほど良い状態に近づけることで勃起を促します。

勃起のメカニズム

勃起が起こる時には、まず最初に女性の体を見るなどの性的な興奮が必要になります。

これは直接見ること以外にも、頭の中で想像をしたりすることも含まれますし、自分で性的なことを考えるだけでも十分なこともあります。

こういった性的な刺激が元になり、脳に性的な刺激が発生します。

性的な刺激の量は見るだけの時よりも、直接触れたり、音を聞いたりすることで徐々に高まっていき、刺激の量も大きく強くなっていきます。

最初に性的な刺激を感じ始めてから、その刺激の量が大きくなるとその分勃起力も高まるというのは、こういう仕組みになっているからです。

その刺激が脳から神経を通って陰茎に伝えられて勃起を促しますが、勃起状態が維持できないようになると中折れが起こるようになり、性行為を最後まで楽しむことができなくなります。

これは、性行為をしている最中でPDE5の成分が多くなってしまい、勃起を抑制してしまうことで起こると考えられています。

中折れを起こさないようにするためにはPDE5の作用を抑制させることが必要で、ED治療薬を服用することでPDE5の作用を弱めることができます。

その結果、一度勃起状態になったにも関わらず、その状態が長続きせず中折れになってしまうという事態を回避できます。

これは、勃起を調整する働きのある成分のバランスがちょうど良い状態になることが大切で、どちらかの成分が過度に働き過ぎると、勃起をちょうど良い状態に維持することが難しくなるので、ED治療薬を服用する時には用法用量をしっかりと守ることが大切です。

多く服用すると作用が強く出てしまい、勃起力を高めるだけでなく副作用も強くなってしまう恐れがあります。

作用を強くしようとすると、副作用も同じように強く出てしまうため、思っている以上に体への異常があらわれてしまうことがあります。

ED治療薬は内服薬で全身への影響のある薬なので、自己判断で用法用量を変えることは危険を伴います。

勃起薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)の詳細

ED治療薬の中で最も古くからあるものがバイアグラで、シルデナフィルクエンを主成分として作られています。

バイアグラは使用タイミングが重要な薬で、短時間のうちに作用があらわれるというメリットがありますが、作用時間が長くないためにタイミングよく使用しないといけません。

作用時間が短いタイプのものは早くに服用してしまったり、使用後に予想よりも長い時間が経過してしまうと、一番大切な時に薬の効果が出ないということがあります。

そうするとED治療薬を使用した意味がなくなってしまうので、ちょうど良いタイミングで服用できるように計画をしておくと良いでしょう。

バイアグラの場合には性行為の30分前に服用するのが最も効果的だとされいます。

また食事の影響を受けやすいという特徴があるので、空腹時に服用するということも大切なポイントです。

同じようなタイミングで服用する、もうひとつの種類のED治療薬がレビトラです。

塩酸バルデナフィルを主成分とするレビトラも効果が比較的早くあらわれるため性行為の30分前に服用すると、ちょうど良いタイミングで効果を発揮します。

持続時間はバイアグラが2~3時間なのに対して、レビトラは3~4時間あるため、より使いやすくなっています。

また食事の影響を受けにくいということが最も大きな違いで、軽い食事をした後でも服用することができます。

しかし空腹時のほうが効果が高く出るということは覚えておきましょう。

これら二つのED治療薬と大きく違った特徴をもつものがシアリスです。

作用時間が長いということで人気が高まってきているようです。

シアリスは作用時間が24時間程度もあるということで、服用後に効果が長く続くことが特徴です。

タダラフィルを主成分としていますが、効果が出るまでにやや時間がかかるので、性行為の1時間前に服用することが大切です。

食事の影響を受けにくい薬ですが、やはり空腹時のほうがしっかりとした効果が期待できます。

また、どの薬を使用する時にも用法用量を守ることが重要です。

勃起薬のメカニズム(まとめ)

勃起薬はこのように、性行為の最中だけに効果が出るような仕組みになっています。

これは勃起薬が薬であるため、必要のある時だけに薬の効果を出すことが目的で作られているからです。

薬である以上、効果だけでなく副作用もあるため、勃起薬を手に入れるためには医者の処方箋が必要になります。

さらに、ED治療薬を何度も使用しても根本的な治療にはなりません。

効果を一時的に出すことを目的としているために、一時的に勃起力を高めるだけで、根本的な勃起能力を高める力はないからです。

ED治療薬を使用していると、満足する性行為ができていなかった人でも今までと同じように性行為ができるようになり、精力が回復したと勘違いをする人がいます。

しかし、実際には薬の効果が出ている間だけの限定的なものであり、精力が回復をしたわけではありません。

もしも精力そのものを高めたいという希望がある場合には精力剤(強壮剤)を使用するという方法があります。

精力剤(強壮剤)にはED治療薬のように即効性はありませんが、飲み続けることで精力を徐々に高める働きがあります。

そのため、体質そのものを徐々に改善させていき、性行為の時だけでなく常に精力が高い状態を作ることができるようになれば、ED治療薬を使う必要がなくなります。

また、急激に作用を出すものではないために、薬のように副作用の心配をする必要がありません。

薬は体にとって良い影響と悪い影響をだすため、非常に慎重に使わなくてはいけないということを覚えておきましょう。

それに対して精力剤(強壮剤)は、効果が穏やかで、そこまで神経質に副作用の心配をする必要がありません。

またしっかりと服用を続けることで、根本的な体質そのものを変えられる可能性があるため、体質を改善して薬を使う必要のない体にすることもできます。

すぐに効果を出したい時には一時的な効果を期待してED治療薬を使用してながら、精力剤(強壮剤)も使用して体質そのものを改善させる方法がおすすめです。

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